院長紹介|のぞみクリニック|岡山市・赤磐市内で訪問診療・往診・在宅医療・ケアマネージャー
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在宅医療に対しての想い

患者さんやご家族の願いに寄り添い、
“伴走”する医療を目指しています
在宅医療に携わり始めた頃、私は訪問診療を「外来と入院の隙間を埋める医療」だと考えていました。しかし実際に多くの患者さんやご家族と向き合う中で、それは単なる隙間ではなく、その人らしい人生を支えるために欠かせない大切な医療であると気づかされました。
病院では病気や数値をもとに治療が進みますが、ご自宅での診療は生活や価値観、家族の思いが中心になります。そこで大切なのは「何をするか」だけでなく、「何をしないか」を共に考えることだと思います。
最初の頃は慣れない環境に戸惑い、孤独感を覚えることもありました。しかし経験を重ねるうちに、在宅医療こそが患者さんの「家で過ごしたい」「自分らしく生きたい」という願いに応える場であることを実感しました。治療を受ける選択だけでなく、受けないという選択を支えることもまた、私たちの大切な役割です。
私が目指すのは、苦しみを和らげることにとどまらず、「ここで過ごせてよかった」と患者さんやご家族が感じられる時間を守ることです。すべてを解決できなくても、「なんとかなるかもしれない」と思っていただけるよう、そっと隣を歩み、伴走することを大切にしています。
医師が一方的に道を示すのではなく、患者さんの「やりたいこと」「叶えたいこと」に耳を傾け、ともに考え、ともに歩む――そうした“伴走”の姿勢を、これからも大切にしていきたいと思っています。
医療法人尚和会
小林 豊
院長経歴
院長 小林 豊
略 歴
- 昭和58年
- 岡山県立岡山大安寺高等学校卒業
- 平成5年
- 島根医科大学医学部医学科卒
- 平成11年
- 岡山大学大学院医学研究科卒、医学博士
大学院卒業後、雲南総合病院・佐用中央病院の整形外科に勤務したのち、東広島整形外科クリニックで院長を務める。
生活に基づいた医療を実践したく、ももたろう往診クリニックで2年間在宅医療に従事し、平成28年5月に当クリニックを開設。
資 格
- 日本整形外科学会専門医
- 日本体育協会公認スポーツドクター
- 認知症サポート医
- 難病指定医
- 小児慢性特定指定医
- 岡山県医師会認定かかりつけ医
- がんリハビリテーション研修修了
- 緩和ケア研修会修了
- 嚥下機能評価研修会修了
- 患者の意向を尊重した意思決定のための研修会修了
- かかりつけ医うつ病対応向上研修及び思春期精神疾患対応力向上研修修了
- ボトックス講習・実技セミナー受講修了