ケアのチャレンジ|のぞみクリニック|岡山市・赤磐市内で訪問診療・往診・在宅医療・ケアマネージャー
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本人は「困ってない」と言うけれど、
まわりは心配していませんか?
「体調も心配だし、暮らしぶりもおかしいけれど、本人は“放っておいてくれ”というばかりで困っている」
そんなご相談が、のぞみクリニックにはよく寄せられます。

ある事例では、まわりの方が「どうしても心配」と、ご本人の生活状況について教えてくれました。
急に極端に体型が変わったり、
部屋の中が物でいっぱいだったり、
チャイムが鳴っても出られない、
トイレも使わず、身のまわりの容器で済ませてしまう…。
病院に運ばれてもすぐに帰ってしまう。
そんな状況が続いていました。
行政の支援も入っているけれど、本人が関わりを拒否していて、手続きも進まず、どうしてよいかわからないという声もありました。
のぞみクリニックでは、「本人は大丈夫だと言い張っているけれど、まわりは明らかに困っている」というようなケースにも、しっかりと向き合っています。
無理に支援を押しつけるのではなく、ご本人との関係づくりから始めて、少しずつ信頼を深めながら、今の状況やこれまでの経緯を一緒に整理していきます。必要に応じて、福祉制度や地域の関係機関とも連携し、その方に合った方法で、少しずつ生活を整えていけるようサポートしています。

「以前、病院でトラブルがあった」
「強い拒否があって、他では受け入れてもらえなかった」
そんな方でも大丈夫です。
どんなに複雑な背景があっても、ひとつひとつ整理しながら、ご本人と、まわりの支える人たちの気持ちが落ち着いて、安心して暮らせる道を探していきます。
「困っていない」と言う声の奥に、ほんの少しの“助けて”が隠れていることもあります。
その小さなサインを見逃さず、私たちは寄り添い続けます。